専門治療
認知症ケアサポートチーム(DST)
認知症ケアサポートチーム=Dementia care Support Team(DST)は、2023年4月に発足しました。
急性期病院には、身体疾患を合併した認知症の人が入院してきます。これらの人は、認知症であるがゆえに、身体の変化や入院という慣れない環境で生じる困ったことを自ら伝えることが出来ず、不安や混乱が生じることがあります。認知症ケアサポートチーム(DST)では、認知症の人の環境調整やコミュニケーション方法について病棟看護師と共に検討し、安心できる環境(ケア環境を含む)で適切な治療を受けられるようにケアのサポートを行うことを目的として活動するチームです。
チームメンバー
- 医師
- 専任看護師
- 病棟看護師
- 入退院支援看護師
- 社会福祉士
- 薬剤師
- リハビリ療法士
- 管理栄養士
- 医事課スタッフ
主な活動内容
- 多職種が携わり、認知症ケアに関わる課題や事例検討などカンファレンスを実施します。
- 入院している認知症患者さんに対して、よりよい医療や療養生活が送れるようにサポートします。
- 認知症ケアに関する院内研修を企画実施しています。
- 「認知症ケアに関する手順書」を作成し、院内への普及を促進しています。
当院の医療チームリスト
がんと共に生きる患者さんの痛みなどの症状や不安に対し、がんによるあらゆる症状の緩和に向けてサポートしていきます。
低栄養など栄養管理の必要な患者さんに対し、最良の方法で栄養支援していきます。
院内外の「感染」に関してのコントロール、〝感染が起こらない様に〟日々活動しています。
感染症の治療効果を高め、耐性菌の出現を抑えるために、検査や抗菌薬について支援しています。
「より早い人工呼吸器からの離脱」、「呼吸ケアのレベルアップ」をめざして、患者さん一人ひとりの呼吸をサポートしています。
口腔環境の快適性の確保、咬む、飲み込むといった口腔機能の維持、回復、QOLの向上に取り組んでいます。
良好な代謝コントロールの維持、合併症の発症を予防で健常人と変わらぬ社会生活を目指し、取り組んでいます。
「褥瘡(じょくそう)」とは、一般的にいう「床ずれ」のこと。褥瘡対策はいまや病院全体で取り組む時代です。
多職種と連携を図りながら薬物療法のみならず心のケアを含めたサポートをしています。
心不全患者さんの生活環境を把握しながら指導介入を行い、再入院の予防やQOLの維持、退院後のサポートを多職種で行います。
多職種で連携を図り、骨粗鬆症治療の導入を進めていきます。二次骨折予防として近隣クリニックとの連携を図っています。
臨床で起こる様々な倫理問題に対して解決をサポートすることで、患者さんやご家族に質の高い医療の提供を目指しています。
認知症の方の環境調整やコミュニケーション方法について病棟看護師と共に検討し、安心できる環境(ケア環境を含む)で適切な治療を受けられるようにケアのサポートを行います。
「排尿⾃⽴⽀援加算」「外来排尿⾃⽴指導料 」の算定となる患者に対し、包括的排尿ケア の介⼊を⾏い、排尿の自立ケアをサポートします。