専門治療
NST(栄養サポートチーム)
NSTとは
NSTとはnutrition support teamの略で、多職種が協力して安全かつ有効な栄養管理を行う栄養サポートチームのことです。
当院は2004年にAMGグループで最初にNSTを発足し、2005年11月にNST稼働施設に認定されました。20年以上活動している歴史のある多職種チームとなり、質の高い栄養管理を目指して日々活動しています。
NST介入までの流れ
当院では国際的な低栄養基準であるGLIM基準を2024年から取り入れています。
スクリーニングツールはMUSTとMNA-SFを使用し、看護師が短期入院以外の全患者に実施しています。その後、管理栄養士が低栄養リスクのある全症例に対しGLIM基準に基づき評価し、NSTカンファレンスにて介入検討しています。重度低栄養と診断された場合はNSTに自動介入するなど、低栄養患者の見落としがないよう多職種の目線で評価を行い介入しています。
メンバー
医師、歯科医師、薬剤師、看護師、摂食嚥下認定看護師、専任管理栄養士、病棟管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士
活動内容
カンファレンス
当院の特徴は病棟型NSTであり、各病棟週1回行っています。病棟担当管理栄養士が参加することで入院から退院までシームレスに栄養管理がされています。
ラウンド
カンファレンス後にベッドサイドで聴取や身体状況の確認を行います。
口腔ケアラウンド
歯科医師による口腔内評価も実施することで、適切な口腔ケアに繋げています。
下腿周囲長測定
NST介入時と終了時に測定しています。四肢の骨格筋量と相関があり、GLIM基準においても骨格筋を評価する際に用いる指標のひとつとなります。
握力測定
NST介入時と終了時に測定しています。
筋力を直接反映する指標であり、嚥下機能低下とも相関があると言われています。
当院の医療チームリスト
がんと共に生きる患者さんの痛みなどの症状や不安に対し、がんによるあらゆる症状の緩和に向けてサポートしていきます。
低栄養など栄養管理の必要な患者さんに対し、最良の方法で栄養支援していきます。
院内外の「感染」に関してのコントロール、〝感染が起こらない様に〟日々活動しています。
感染症の治療効果を高め、耐性菌の出現を抑えるために、検査や抗菌薬について支援しています。
「より早い人工呼吸器からの離脱」、「呼吸ケアのレベルアップ」をめざして、患者さん一人ひとりの呼吸をサポートしています。
口腔環境の快適性の確保、咬む、飲み込むといった口腔機能の維持、回復、QOLの向上に取り組んでいます。
良好な代謝コントロールの維持、合併症の発症を予防で健常人と変わらぬ社会生活を目指し、取り組んでいます。
「褥瘡(じょくそう)」とは、一般的にいう「床ずれ」のこと。褥瘡対策はいまや病院全体で取り組む時代です。
多職種と連携を図りながら薬物療法のみならず心のケアを含めたサポートをしています。
心不全患者さんの生活環境を把握しながら指導介入を行い、再入院の予防やQOLの維持、退院後のサポートを多職種で行います。
多職種で連携を図り、骨粗鬆症治療の導入を進めていきます。二次骨折予防として近隣クリニックとの連携を図っています。
臨床で起こる様々な倫理問題に対して解決をサポートすることで、患者さんやご家族に質の高い医療の提供を目指しています。
認知症の方の環境調整やコミュニケーション方法について病棟看護師と共に検討し、安心できる環境(ケア環境を含む)で適切な治療を受けられるようにケアのサポートを行います。
「排尿⾃⽴⽀援加算」「外来排尿⾃⽴指導料」の算定となる患者に対し、包括的排尿ケアの介⼊を⾏い、排尿の自立ケアをサポートします。
組織的に身体抑制を低減する体制を整備することを目的に活動しています。