病院案内
治療への取り組み
後発医薬品(ジェネリック薬品)・バイオ後続品について
当院では、これからも医療費抑制策の一環である後発医薬品(ジェネリック薬品)・バイオ後続品の使用を進めて参ります。
当院では従来から医療費抑制の一環として、厚生労働省が進めている後発医薬品(ジェネリック薬品)を積極的に採用し、後発医薬品使用体制加算の届出を行っています。
当院で採用している後発医薬品(ジェネリック薬品)においては、先発医薬品との効果および品質の同等性、患者さんへの安定供給等を総合的に評価し採用しております。
当院では「一般名処方」を推進しております。「一般名処方」によって、同成分の薬剤であれば保険薬局が入手できる薬で対応できます。
これにより、保険薬局が病院に問い合わせをせずに薬剤を変更することが可能となり、患者さんの待ち時間減少にもつながります。
バイオ後続品とは、国内で既に承認されているバイオ医薬品(遺伝子組み換えや細胞培養技術を用いて製造したタンパク質を有効成分とした医薬品)と同等の品質・有効性・安全性を示す医薬品のことです。
主に糖尿病治療、貧血治療、がん治療などで使われています。
なお、医薬品の供給状況が不安定の際は、お薬を変更せざるを得ない場合がございます。その際は、院内にて協議を行い、変更致します。変更の際はご説明をさせていただきます。
患者さんの病状、人生観、生活スタイルに合わせた効率のよい安全な医療を提供するために
彩の国東大宮メディカルセンターでは、様々なチーム医療を行っています。取り組んでいる「チーム医療」は、病院内の専門職(医師、看護師、薬剤師、検査技師、放射線技師、栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士など)や事務部門など、多種多様な医療スタッフがそれぞれの高い専門性を活かし、目的と情報を共有し、状況に的確な対応をしています。
彩の国東大宮メディカルセンターの医療チームリスト
緩和ケアチーム
がんと共に生きる患者さんの痛みなどの症状や不安に対し、がんによるあらゆる症状の緩和に向けてサポートしていきます。
NST
低栄養など栄養管理の必要な患者さんに対し、最良の方法で栄養支援していきます。
ICT
院内外の「感染」に関してのコントロール、〝感染が起こらない様に〟日々活動しています。
AST
感染症の治療効果を高め、耐性菌の出現を抑えるために、検査や抗菌薬について支援しています。
RST
「より早い人工呼吸器からの離脱」、「呼吸ケアのレベルアップ」をめざして、患者さん一人ひとりの呼吸をサポートしています。
口腔ケアチーム
口腔環境の快適性の確保、咬む、飲み込むといった口腔機能の維持、回復、QOLの向上に取り組んでいます。
糖尿病療養チーム
良好な代謝コントロールの維持、合併症の発症を予防で健常人と変わらぬ社会生活を目指し、取り組んでいます。
褥瘡対策チーム
「褥瘡(じょくそう)」とは、一般的にいう「床ずれ」のこと。褥瘡対策はいまや病院全体で取り組む時代です。
リウマチ膠原病ケア
サポートチーム
多職種と連携を図りながら薬物療法のみならず心のケアを含めたサポートをしています。
心不全チーム
心不全患者さんの生活環境を把握しながら指導介入を行い、再入院の予防やQOLの維持、退院後のサポートを多職種で行います。
骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)
多職種で連携を図り、骨粗鬆症治療の導入を進めていきます。二次骨折予防として近隣クリニックとの連携を図っています。
臨床倫理コンサルテーションチーム
臨床で起こる様々な倫理問題に対して解決をサポートすることで、患者さんやご家族に質の高い医療の提供を目指しています。
認知症ケアサポートチーム(DST)
認知症の方の環境調整やコミュニケーション方法について病棟看護師と共に検討し、安心できる環境(ケア環境を含む)で適切な治療を受けられるようにケアのサポートを行います。
排尿ケアチーム(CCT)
「排尿⾃⽴⽀援加算」「外来排尿⾃⽴指導料 」の算定となる患者に対し、包括的排尿ケア の介⼊を⾏い、排尿の自立ケアをサポートします。