地域医療支援病院

医療法人社団協友会 彩の国東大宮メディカルセンターは、2025年10月1日付で、さいたま市長より、“地域医療支援病院"の承認をいただきました。
地域医療機関の皆様との連携を今まで以上に強化して、充実させていくとともに、医療機関に限らず地域全体の医療の質向上を図り、地域の皆様により良い医療を提供できるよう努力いたします。

地域医療支援病院とは

地域の病院・診療所の医師から、より詳しい検査や、専門的な医療が必要と紹介された患者さんに対して、適切な医療を提供することを目的に県知事の承認を受けた病院のことです。
また、24時間体制による救急医療の提供、地域の医療機関と連携をとり、病院の施設・設備を共同で利用できる体制、地域の医療従事者の質向上を図るための研修を行うなど、地域医療の中核を担う役割があります。

「地域医療支援病院」としての当院の役割

  1. 地域医療機関からの紹介患者さんに対する医療提供
    かかりつけ医などから紹介された患者さんを積極的に受け入れています。また、一連の治療などが一段落し症状が安定した際は、かかりつけ医に紹介させていただきます。
  2. 救急医療の提供
    二次救急医療機関として、救急患者さんの受け入れを行っています。
  3. 近隣の医療機関と医療機器や入院設備などの共同利用
    他の医療機関からの依頼を受け、CT・MRI・PET-CTなどの高度医療設備を用いた検査の実施を行っております。
    また、入院病室に紹介元のかかりつけ医が来院し、当院の主治医との共同診療により、今後の治療方針などを検討する開放型病床も有しています。普段から診察してもらっている先生と当院の主治医が一緒になり患者さんに安心してより質の高い医療を提供することができます。
  4. 地域の医療従事者に対する研修会の実施
    地域の保険医療及び福祉機関の医療従事者を対象に、症例研究会や勉強会などを開催しています。要望に応じて、他の医療機関や保健福祉機関に出向いて実施する「出前研修」も実施しています。