専門治療
RST(呼吸ケアチーム)
RSTとはRespiratory Support Teamの略称で呼吸ケアチームのことです。
多職種でチームを構成し、酸素療法中の患者さんや人工呼吸器を装着している患者さんへの管理方法の標準化と、人工呼吸器からの早期離脱、質の高いケア提供を目的としています。
RSTメンバー
- 医師
- 看護師
- 薬剤師
- 臨床工学技士
- 理学療法士
※うち呼吸療法認定士15名(2021年9月現在)
活動内容
- 呼吸療法のコンサルテーション
- 人工呼吸器の安全管理、設定、離脱に関する助言
- VAPサーベイランス
- 月に1回のミーティングと週に1回の病棟ラウンドの実施
- 月に1回呼吸器関連勉強会の開催
- 呼吸器関連インシデント抽出、分析、院内周知
- 院内呼吸療法に対するマニュアル作成
- チームと各種病棟間をつなぐリンクナースを育成し、看護の質を向上させる
当院の医療チームリスト
がんと共に生きる患者さんの痛みなどの症状や不安に対し、がんによるあらゆる症状の緩和に向けてサポートしていきます。
低栄養など栄養管理の必要な患者さんに対し、最良の方法で栄養支援していきます。
院内外の「感染」に関してのコントロール、〝感染が起こらない様に〟日々活動しています。
感染症の治療効果を高め、耐性菌の出現を抑えるために、検査や抗菌薬について支援しています。
「より早い人工呼吸器からの離脱」、「呼吸ケアのレベルアップ」をめざして、患者さん一人ひとりの呼吸をサポートしています。
口腔環境の快適性の確保、咬む、飲み込むといった口腔機能の維持、回復、QOLの向上に取り組んでいます。
良好な代謝コントロールの維持、合併症の発症を予防で健常人と変わらぬ社会生活を目指し、取り組んでいます。
「褥瘡(じょくそう)」とは、一般的にいう「床ずれ」のこと。褥瘡対策はいまや病院全体で取り組む時代です。
多職種と連携を図りながら薬物療法のみならず心のケアを含めたサポートをしています。
心不全患者さんの生活環境を把握しながら指導介入を行い、再入院の予防やQOLの維持、退院後のサポートを多職種で行います。
多職種で連携を図り、骨粗鬆症治療の導入を進めていきます。二次骨折予防として近隣クリニックとの連携を図っています。
臨床で起こる様々な倫理問題に対して解決をサポートすることで、患者さんやご家族に質の高い医療の提供を目指しています。
認知症の方の環境調整やコミュニケーション方法について病棟看護師と共に検討し、安心できる環境(ケア環境を含む)で適切な治療を受けられるようにケアのサポートを行います。
「排尿⾃⽴⽀援加算」「外来排尿⾃⽴指導料 」の算定となる患者に対し、包括的排尿ケア の介⼊を⾏い、排尿の自立ケアをサポートします。