診療科

放射線科

放射線科

診療科紹介

放射線科は病院の診療科としては、みなさまに馴染みがうすいかもしれませんが、実はとても大切な働きをしています。当科はすべての診療科と連携し、CTやMRIを用いて患者さまの画像情報から病気を診断、血管造影やその手技を応用して病気の治療を行っています。

2007年7月に「画像診断管理加算2」の施設認定を取得しています

診断・核医学・IVRの各部門に最新鋭の機器を揃え、それらを最大限に活用して質の高い放射線診療を実践することを目指しています。現在、64列マルチスライスCT装置1台、3T MRI装置1台、1.5T MRI装置1台、PET-CT装置1台、血管造影装置1台が稼働しています。

2015年12月に臨床実習指導施設として登録されています

診療放射線技師の免許を取得するためには、一定の規模と教育環境を有する施設における臨床実習が必要不可欠です。
当院は、日本放射線技師会に一定の規模と教育環境を有することを認められ、臨床実習指導施設として登録されています。
次世代を担う診療放射線技師の教育に力を入れています。

☆日本放射線技師会HP
www.jart.jp/profile/

臨床実習指導施設登録証

2016月年1月に被爆線量低減推進施設認定を取得しました

血管撮影部門においては、全国循環器撮影研究会が認定する『IVR被ばく低減認定施設(第110号)』(旧:被曝線量低減推進施設認定)を取得しています。
IVRとはInterventional Radiologyの略で、一般的に放射線診断技術の治療的応用を意味します。
IVRではX線を利用し、X線を人体に照射し、血管内に挿入したカテーテルを用いカテーテルの位置や状況を把握しながら経皮的に検査や治療を行います。
治療時間が長くなりX線が人体に照射される時間が長くなればなるほど、放射線による皮膚障害(皮膚紅斑や潰瘍、頭髪の脱毛など)の発生が懸念されます。 当施設で行っている主なIVRは、心臓領域では冠動脈に対するPCI、頭部領域では脳動脈瘤に対するコイル塞栓術や脳梗塞に対する血栓回収術、腹部領域では肝細胞癌に対するTACEです。
当科では、IVR被ばく低減認定施設を取得したことで、今後も被ばく線量低減に関する活動を継続的に行い、可能な限り医療被ばくを減らし、より低侵襲な医療の提供を実践し、安全・安心な医療を心がけ、診療放射線技師がIVRにおけるX線量を適切に管理し、被ばく線量低減に取り組んでいます。

☆全国循環器撮影研究会HP
http://plaza.umin.ac.jp/~zen-jun/ninntei.html

被爆線量低減推進施設認定

2019年4月1日に医療被ばく低減施設認定を取得しました

当施設は、2019年4月1日付けで、公益社団法人 日本診療放射線技師会の事業である“医療被ばく低減施設”に認定されました。
医療被ばく低減施設認定とは、「医療被ばくガイドライン」に基づく審査に対して合格基準を満たした施設に与えられる認定となります。
放射線科では、安全・安心な放射線検査を提供出来るように放射線量の適正化、被ばく線量の管理を実施し、日々、被ばく低減に努めてまいります。
『医療被ばく低減施設』認定についての詳細は日本診療放射線技師会のホームページをご覧ください。

☆公益社団法人日本診療放射線技師会 医療被ばく低減施設認定とは?
http://www.jart.jp/activity/teigenshisetu.html
☆公益社団法人日本診療放射線技師会 「全国の医療被ばく低減施設一覧」
http://www.jart.jp/activity/teigenshisetu_ichiran.html

認定証・医療被ばく低減施設

2019年6月にマンモグラフィ健診施設画像認定を取得しました

当施設のマンモグラフィ画像は、乳がん検診の精度維持・向上、良質な画像の提供を行うために、『日本乳がん検診精度管理中央機構』(以下精中機構)の評価基準をクリアし、認定施設となっております。
この精中機構が画像・線量評価および良い画質を得るためのマンモグラフィ施設評価を実施しており、この評価は3年ごとの再評価、更新制度となっています。
当施設では令和元年5月に更新を行ない、「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得し致しました。精度の高いマンモグラフィ撮影を行なう為に画質管理や装置の日常点検を実施しております。また、マンモグラフィ撮影を行なうのはすべて女性技師のみが対応となっており、撮影技術を維持するため、精中機構の定める「検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師」の資格を取得しております。
下記ホームページにて認定医師・診療放射線技師・施設名が掲載されていますので、こちらもご覧ください。

☆日本乳がん検診精度管理中央機構HP
https://www.qabcs.or.jp/

マンモグラフィ健診施設画像認定証

担当医

部長(治療) 大森 義男(おおもり よしお)

部長(治療)  大森 義男(おおもり よしお)

【プロフィール】


【資格】

医学博士
日本放射線腫瘍学会および日本医学放射線学会放射線治療専門医
日本核医学会専門医
がん治療認定医機構認定医・暫定教育医
日本医学放射線学会研修指導者
第1種放射線取扱主任者
厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
厚生労働省 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会終了

部長(診断) 大島統男(おおしまもとお)

部長(診断)  大島統男(おおしまもとお)

【プロフィール】


【資格】

日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本核医学会専門医
日本核医学会PET核医学認定医
日本医学放射線学会研修指導者

部長(診断) 明星匡郎(あけぼしまさお)

部長(診断)  明星匡郎(あけぼしまさお)

【プロフィール】


【資格】

日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医
日本核医学会専門医
PET核医学認定医
厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了

(診断) 奥畑好啓(おくはた よしひろ)

(診断)  奥畑好啓(おくはた よしひろ)

スタッフ

役職 人数
常勤放射線科医 3名
非常勤放射線科医 4名
放射線技師 17名
看護師 1名
事務 1名

放射線科(診断部門)

診断・核医学・IVRの3つの部門に分かれています。CTやMRIなどを用いて画像情報から病気を診断し、核医学ではPET-CT検査を行いがん診療において重要な役目を果たしています。IVRでは画像ガイド下にカテーテルなどを用いて腫瘍や血管病変を治療しています。画像診断およびIVRを通じて、すべての診療科と連携しており、病院全体の医療のレベルを向上させる役目を担っております。

高分解能CTと3T MRIおよび高性能ワークステーションによる任意断層像や三次元画像による高精度の診断を行っています。IVR部門では、各種動注・塞栓療法や中心静脈ポート造設を施行、CTガイド下に生検やドレナージを行っております。企業検診やさいたま市住民検診、人間ドックにおける胸部単純X線検査や胃透視造影検査、骨密度検査などの診断も行っています。
診療レベルの向上のために、自治医科大学さいたま医療センター放射線科より田中修教授ほか3名の非常勤医師を招聘して協力を仰いでいます。

年間症例数(2014年度)

検査名 症例数
CT 15,355件
MRI 4,546件
血管撮影 504件
消化管造影 3,718件
マンモグラフィ 2,811件
健診胸部X線撮影 8,251件

対象疾患

CTおよびMRIは画像検査による診断を必要とする全身の様々な疾患が対象になります。PET-CT検査は悪性腫瘍が対象です。IVRは塞栓術や動注化学療法が適応となる悪性腫瘍のほか、外傷などによる出血が対象となります。CTガイド下手技では腫瘤性病変の生検や術後膿瘍のドレナージ術などを施行しております。

放射線科(治療部門)

当院ではリニアック(放射線治療装置)が新規導入されました。「放射線」は、がん細胞内の遺伝子(DNA)にダメージを与えがん細胞を壊します。したがって、目に見えず体にあたっても何も感じませんが、体の表面や奥にある病気を治すことができます。照射には痛みをともなわず、がんを安全かつ効果的に治療する方法です。がん細胞を壊す際、正常細胞もダメージを受けますががん細胞よりも自分で修復する力が大きいことが特長です。また、手術をすれば傷跡が残り、身体の外観や機能が損なわれる場合でも、「放射線」によって障害を最小限におさえて治療をすることでその臓器の働きと形を維持し得ることが利点です。

放射線治療の治療計画は精密に行われ、放射線治療専門医と放射線技師と看護師らにより高精度で行われます。手術、抗がん剤化学療法とともにがんに対する治療法の一つであります放射線治療は、がんを治すことを目的に、単独で行われることもありますが、抗がん剤化学療法や手術などのほかの治療と併用して行われることもよくあります。手術との併用では再発を防ぐために手術の前後に行うことがあります。そのほか、骨に転移したがんによる痛みを和らげたり、神経を圧迫してしびれや痛みの原因になっているがんを治療する際など疼痛の緩和を目的にも行われます。

リニアック(放射線治療)はこちらから