治療支援部門
臨床研修センター
センター紹介
臨床研修センターの役割について
臨床研修センターは、院長直轄の組織で、センター長と専属の事務が所属しています。
主な役割は、研修内容の充実と研修環境の改善を図ることで、研修医の皆さんが2年間の臨床研修の目標を達成できるように、後方から支援しています。
そのため、研修医の皆さんが、前向きに研修に励んでいるかなど、研修医一人ひとりのメンタル面にも配慮しています。
メンター制度を取り入れ、懇親会や普段の声掛けを通じ、仕事やプライベートの悩みを相談するなどサポート役を担っています。また定期的に面談を行い、全体での情報共有・パイプ役に努めています。
また社会人としての常識やチーム医療に必要なコミュニケーション力など、医療面以外で大切なことを学んでいただけるようにすることも、大事な役割の1つです。
その他の業務としては、未来の研修医を採用すべく、医学生の病院見学を実施したり、採用活動を行っています。
今後の目標は、業務終了後などの研修医勉強会を、さらに充実させたいと考えています。
現場だけでなく、off the jobで学ぶ機会も充実させ、研修医同士、切磋琢磨して、良い医者を目指して頑張ってほしいと思っています。
日々の研修では、大変なことや辛いこともたくさんあると思います。
そんな時に、臨床研修センターや仲間の研修医たちと、お互い励まし合い、支えあい、高め合いながら、医師としての礎を作っていただけたらと願っています。
研修医向け勉強会
研修医たちには、積極的に院内、院外の勉強会に参加してもらっています。
●EBMセミナー(土曜日の午後に計3回)
EBM総論、臨床疫学の基礎、RCT論文の読み方などの講義。
その後は、自分の担当患者の臨床疑問をもとにRCT論文の批判的吟味を行い、発表する。
●NST臨床研修への参加(約40時間)
栄養サポートチーム専門療法士を目指すコメディカルと一緒に、講義に参加をする。
●若手医師セミナーの視聴(月1回)
有名講師陣によるWeb講義を、皆で視聴する。
●研修医症例発表会(月1回)
最終的には、毎年2月に行われる埼玉県医学会総会の研修医枠での発表を目指し、発表の場数を踏むために、院内で上級医の前で発表をしてプレゼンの能力を磨く。
●発表、論文作成(2年間で1つ)
埼玉医学会総会、大宮医学会総会など学会での発表や論文作成。
●モーニングレクチャー(月1回)
テーマを決めて、上級医が、研修医にレクチャーする。
●院内ICLS講習会 (適宜)
当院で開催するICLSは、日本救急医学会認定のコースなので、学会認定(プロバイダー資格)の受講証を取得することが可能です。
また、やる気のある場合には2年の間でインストラクター取得も可能です。
●職員向けのBLS講習会を開催
職員全員のBLS受講を目指し、新入職員・中途入職員向けの院内BLSを開催しています。
●その他
不定期で、外部の有名な講師を招聘し、講演会なども実施しています。
その他、合同カンファや大宮医師会の勉強会など院外の勉強会にも、積極的に参加をしています。
彩の国東大宮メディカルセンターの特徴
●救急
救急搬送件数は年間約6500件を超えるペースで受入れております。
1次、2次救急を中心に産科、小児科以外の患者はすべての受入れを目指しています。
新病院移転後、「救急受入件数」並びに「救急受入率」とともに改善が認められ、埼玉県より表彰されました。
救急部の研修では、“3年次の4月1日には1人立ちできているように”を研修コンセプトのもと、様々な疾患の初期対応が経験でき、研修医の皆さんの臨床力育成にも適しています。
ER
救急初療室
ICU
ICU病床
●院内ICLS講習会 (適宜)
当院で開催するICLSは、救急医学会認定のコースなので、学会認定の受講証を取得することが可能です
●院内JMECC講習会 開催
当院では、内科専門研修プログラムにて必須とされている救急蘇生講習会JMECCを年1回開催しています。
●埼玉県がん診療指定病院としての機能
放射線治療(リニアック)・PET-CTの導入、外来化学療法室、がんサロンの充実を図るとともに、がん治療センターを開設しました。
さらに、さいたま市初の緩和ケア病棟として22床を新規開設し、がんに特化した婦人科を新規立ち上げるなど、埼玉県がん診療指定病院として必要なハード面の充実を図っています。
緩和ケア病棟(個室)
放射線治療(リニアック)
がん治療センター
●指導医数
当院の指導医は、臨床経験7年以上で、厚生労働省の定める「臨床研修指導医講習会」を受講しています。指導医をはじめ科全体で研修医を育てる体制をとっているので、上級医の先生方もしっかりとサポート・指導をしてくれますので、安心して研修に臨むことができます。
内科 | 1名 | 消化器内科 | 2名 | 循環器内科 | 6名 | 外科 | 6名 |
救急科 | 4名 | 麻酔科 | 7名 | 整形外科 | 5名 | 脳神経外科 | 3名 |
血液内科 | 3名 | 膠原病・リウマチ内科 | 1名 | 緩和ケア内科 | 2名 | 泌尿器科 | 4名 |
放射線科 | 5名 | 耳鼻咽喉科 | 1名 | 皮膚科 | 1名 | 病理診断科 | 1名 |
腎臓内科 | 1名 | 糖尿病・代謝内科 | 1名 | 眼科 | 1名 | 乳腺外科 | 1名 |
婦人科 | 1名 | 腫瘍内科 | 1名 |
内科 | 1名 |
消化器内科 | 2名 |
循環器内科 | 6名 |
外科 | 6名 |
救急科 | 4名 |
麻酔科 | 7名 |
整形外科 | 5名 |
脳神経外科 | 3名 |
血液内科 | 3名 |
膠原病・リウマチ内科 | 1名 |
緩和ケア内科 | 2名 |
泌尿器科 | 4名 |
放射線科 | 5名 |
耳鼻咽喉科 | 1名 |
皮膚科 | 1名 |
病理診断科 | 1名 |
腎臓内科 | 1名 |
糖尿病・代謝内科 | 1名 |
眼科 | 1名 |
乳腺外科 | 1名 |
婦人科 | 1名 |
腫瘍内科 | 1名 |
指導医59名/常勤73名(歯科除く)