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看護部紹介

ごあいさつ

彩の国東大宮メディカルセンター 看護部長

 当院は、地域の中核病院として、地域住民の方々に高度で質の高い医療を提供しています。また、埼玉県がん診療指定病院として、地域のがん患者さんが安心して治療、およびサポートが受けられるよう各部門を整備しています。
 看護部では、患者さんのことを自分の家族のことのように心に寄り添い、看護師だからできる「思いやり」のある心をもって看護の提供を行います。
地域の方々が「彩の国東大宮メディカルセンターに来て良かった」と満足していただけるよう患者さんやご家族を大切にし、看護師同士もお互いに思いやりを持ち、看護に喜びを感じながら働き続けられる職場づくりを強化していきます。
 看護師として、個々のキャリアアップ支援やワークライフバランスを考慮した環境整備をし、専門職業人として成長し続ける組織でありたいと考えています。

彩の国東大宮メディカルセンター
看護部長 𠮷村 久美子

基本方針

  1. 患者さん中心の看護を提供する
  2. 安全で安心な療養環境を整える
  3. 専門職としての確実な技術を提供する
  4. 信頼される職員を育成する
彩の国東大宮メディカルセンター 看護部基本方針

看護部概要

施設基準
一般病棟入院基本料 急性期一般入院料1
看護方式
固定式チームナーシング(一部プライマリーナーシング導入)
看護体制
2交替制
休日
10日/月
診療科目
内科/総合診療科/循環器内科/消化器内科/呼吸器内科/脳神経内科/腎臓内科/糖尿病・代謝・内分泌内科/血液内科/リウマチ科/緩和ケア内科/外科/消化器外科/乳腺外科/ 肛門外科/腫瘍内科/整形外科/形成外科/脳神経外科/耳鼻咽喉科/眼科/泌尿器科/婦人科/皮膚科/麻酔科/放射線診断科/放射線治療科/リハビリテーション科/救急科/病理診断科 / 健康管理科/歯科口腔外科
その他
24時間保育室完備/独身寮あり

病棟編成(2023年10月~)

病棟 床数 診療科
4A病棟 50床 消化器外科、膠原病・リウマチ内科、乳腺外科、腫瘍内科、歯科口腔外科、婦人科、泌尿器科
4B病棟 51床 内科、コロナ病床
4C病棟 22床 緩和ケア内科
5A病棟 51床 整形外科、内科
5B病棟 51床 循環器内科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、内科、SAS
6A病棟 51床 血液内科、消化器内科
6B病棟 53床 脳神経外科、泌尿器科
ICU病棟 8床

外来部門

がん治療センター、各科外来、救急部、内視鏡センター、血液浄化センター、予防医療センター

手術部

6部屋、中央材料室 ※手術件数 3,305件(2023年度実績)

部署紹介

病棟紹介

急性期の病棟で在院日数が短く、日々多くの患者さんが入退院しています。診療科も28科と多く、様々な疾患を幅広く学ぶことが出来ます。
緊急入院・緊急手術も多く慌しさはありますが、個人の時間管理能力も高められ看護師としての必要なスキルが身につきます。また、確立されたチーム医療の中で看護の役割を認識し、活気のある病棟で日々患者さんのために笑顔で看護に取り組んでいます。そして病棟では、新人・中途・ベテランや、子育て中のママも、看護師として一緒に働いています。それぞれの立場がある中、それぞれの居場所があるような、お互いを尊重しながら仕事ができるアットホームな職場環境です。

医療チーム紹介

 当院では様々なチームが結成され、それぞれ特徴を持った活動をしています。看護師はチーム医療では必要不可欠な存在であり、大きな役割を担っています。
 そこで、当院のチーム医療の紹介を中心に活動している看護師が紹介します。

認定看護師/特定看護師/有資格者の活躍

緩和ケア認定看護師

緩和ケア認定看護師

緩和ケア認定看護師を取得して以降、緩和ケアチームの活動や在宅緩和ケアの地域連携、緩和ケア病棟の立ち上げ、がん相談支援センターやがん治療センターでの緩和ケア相談など、「がん患者さんが安心して療養できる環境づくり」を目指し、様々な場所で緩和ケア認定看護師としてこれまで活動してまいりました。
現在はこれまでの経験を活かし、さらなる看護の質の向上を目指し看護部運営にたずさわっております。

認知症看護認定看護師

 2023年に認知症看護認定看護師を取得し、認知症ケアサポートチームの立ち上げ、認知症ケアの研修の実施など取り組みを開始しました。
 認知症の方にとって入院という環境の変化は、不安や混乱が起こりやすい状況です。私たちスタッフが認知症の方の理解を深め、安心して入院生活が送れるようにケアを行うことが重要だと考えています。そのために、患者さんのベッドサイドに出向き、会話などコミュニケーションや認知機能の評価を通じ介入方法を検討しています。そして、多職種での認知症ケアカンファレンスや病棟スタッフとの共有を通して、より最適な療養環境の調整に努めております。

皮膚・排泄ケア特定認定看護師

皮膚・排泄ケア特定認定看護師

 2005年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得しました。褥瘡管理者として院内の褥瘡対策に取り組むほか、「皮膚・排泄ケア外来」を担当しています。
 2018 年に看護師特定行為研修を修了し、「創傷管理関連」「瘻孔管理関連」の2区分、4行為の特定行為実践が可能となりました。褥瘡や近年増加している医療関連機器圧迫創傷、高齢者に発生しやすいスキン-テアなど、様々な創傷の予防・管理を実践し、創傷ケアのクオリティを上げていくよう努めてまいります。また、「皮膚・排泄ケア外来」の活動を通して、地域との連携を図り、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)や瘻孔のケアを院内外の患者さんに提供していきたいと思います。

糖尿病看護認定看護師

糖尿病看護認定看護師

 糖尿病看護認定看護師の役割は、糖尿病の発症を事前に予防すること、また、合併症を防ぎ健康的な生活が送れるように支援することにあります。生活習慣などについて患者さんやそのご家族と一緒に考え、生活の質の維持を目指します。
 糖尿病という病気は、一生付き合っていかなければならない病気です。生涯にわたり療養行動を継続することが重要となります。患者さんの言葉を大切にし、その人にあった病気との付き合い方を一緒に考え、フォローしていきます。
院内、院外の多職種と連携して療養支援を行っていきたいと思います。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

摂食・嚥下障害看護認定看護師

 摂食嚥下障害とは疾患、加齢、認知機能の低下など様々な原因で起こります。急速に進む高齢化に伴い、摂食嚥下障害のある患者さんは今後ますます増加します。
 口から食べるということは、生きるためにも、QOLの維持・向上にも必要なことと言えます。その一方で、必要な栄養を取る方法として、点滴や経管栄養がどうしても必要な場面もあります。患者さん個々に応じて、摂食嚥下障害の原因や今後の療養環境を考慮したうえで、どの方法を選択するか、また食欲や嚥下機能を維持するために必要なことを提案、実践していきたいと思っています。
 口から食べたいと願う患者さん・ご家族、そこに寄り添いたいと思うスタッフに摂食嚥下障害看護の知識や技術を広めて、看護の力で患者さんを笑顔にしていけたらと思っています。

クリティカルケア認定看護師

クリティカルケア認定看護師

 2023年にクリティカルケア特定認定看護師の資格を取得しました。病状が変化しやすい急性期の患者さんやそのご家族に対して、重症化させないための看護や早期回復に向けた看護をクリティカルケアといいます。
 平素は集中治療室で勤務し、患者さんやそのご家族の心身に対するケアを行っています。看護師特定行為の実践を行いながら、患者さんにとって安全でタイムリーなケアの提供を目指しています。また、一般病棟にも集中治療室から退室した患者さんや重症な患者さんは多くいらっしゃいます。入院している全ての患者さんが早期回復できるような支援をしていきたいと考えております。

クリティカルケア認定看護師

クリティカルケア認定看護師

 クリティカルケア認定看護師とは2020年度から救急分野と集中ケア分野を統合し、『呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連』『栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連』『循環動態に係る薬剤投与関連』の3区分11行為の特定行為を組み込んだ新しい認定看護分野となります。院内の患者さんの重症度・緊急度を臨床推論により判断し、高い水準の看護技術を用いて初期対応及び重症化回避と早期回復支援を実践しています。
 毎週院内ラウンドを行い重症患者さんの管理やケアについての相談への支援や勉強会を開催し看護の質の向上に努めています。また、特定行為として救急外来や病棟において人工呼吸器の設定変更や特定の薬剤の投与量調整などをタイムリーに行えるよう医師と連携しながら日々活動しています。

手術看護特定認定看護師

手術看護特定認定看護師

 2022年に認定看護師教育センター認定看護師教育B課程手術看護分野を修了し、認定看護師資格を取得しましたB課程では術中麻酔管理パッケージである6区分8行為の特定行為を修了しました。現在手術看護科に所属し、周術期の教育や、術後疼痛管理チームの活動を行っています。
 私は患者を全人的に捉え、こころに寄り添う手術看護を目指しています。手術という患者にとって大きな出来事に、寄り添い安心・安全な看護を実践できるようにしていきたいと考えています。そのために、手術室看護師、外科医、麻酔科医と協働し、更なるチーム医療の推進を目指し活動していきます。

特定看護師

特定看護師
ICU勤務

 2020年度に看護師特定行為研修を受講し、呼吸器関連(気道確保、人工呼吸器管理、長期呼吸器管理)、動脈血液ガス分析関連の4区分8行為を修了しました。
 主にICUに入院されている患者さんに人工呼吸器の設定の変更、人工呼吸器からの離脱、動脈ラインの確保等、様々な特定行為を行っています。
 特定看護師として、医師の指示(手順書)を元に患者さんの状態を見極め、迅速な治療や処置を行うことで患者さんの早期回復に貢献できればと思っています。
  また医療の高度化、複雑化が進む中、臨床推論をもとにした医学的視点と、看護的視点をもつ特定看護師が多職種間の架け橋となりチーム医療の推進を図ることも重要だと考えています。
 まだ知名度が低い制度ですが、今後も安全を第一に質の高い医療提供を行えるよう邁進してまいります。

病棟勤務
病棟勤務

 私は2022年度に看護師特定行為研修を受講し、動脈血液ガス分析関連、呼吸器関連(気道確保、人工呼吸器)、中心静脈カテーテル関連の4区分8行為を修了しました。
 現在循環器病棟で勤務しており、ICUで超急性期を脱した患者さんをはじめとする、急性期から慢性期、在宅へと治療ステージが変化する現場で活動しています。患者さんと過ごす時間が一番長い看護師ならではの視点と、特定行為研修で学んだ知識や技術を活かして、より積極的に治療に関わっていきたいと思っています。
 また特定看護師としての活動を通じて、この研修制度の周知活動を行い、後輩育成の一環を担っていきたいと思います。

病棟勤務
病棟勤務

 2023年度に看護師特定行為研修を受講し、創部ドレーン管理関連、動脈血液ガス分析関連の2区分3行為の研修を修了しました。
 主な活動として整形外科の術後ドレーンが挿入している患者さんの抜去時期に医師と相談しながらドレーン抜去を行い、医師の不在時は手順書に基づきタイムリーに抜去することで感染予防や早期離床ができるようにしています。
 また、術前・術後の全身状態をアセスメントして医師と相談し動脈血液ガス採取・評価を行っています。術後の異常時の早期発見・早期対応に関わり患者さんの一刻も早い回復と社会復帰に尽力したいと思います。

呼吸療法士

呼吸療法士

 2016年に呼吸療法士を取得しました。呼吸サポートケアチーム(RST)の一員として医師、臨床工学技士、理学療法士と連携を図っており、資格取得により更なる勉強の場が広がったと実感できる毎日です。
呼吸療法は膨大な知識が必要とされ、個人の学習だけでは網羅することが難しいほど奥が深い領域です。多職種でチームを構成するため、各々が基礎知識を学び高めあえる環境となっています。
患者さんの24時間をより有意義なものとするには、看護師間・医療従事者間の共通認識、高い知識・技術が必須となります。更なる自身の成長を目指しながら職員同士も切磋琢磨し、良い影響をもたらせたらと思っています。