救急看護科
診療科
2次救急医療(小児科、産科、心臓血管外科、精神科、心療内科を除く)
病床数
初療室 4床、処置室 9床、診察室 2室
看護師数
18名(2024.08時点)
勤務体制
2交代制
救急受入件数
5,799件(2023年度実績)
主な疾患と年齢層
全年齢層対応しております。
感冒や胃腸炎、一般的な外傷、一過性の意識消失などの帰宅可能なものから、骨折、肺炎、消化管出血、急性腹症(緊急手術症例)、ショック、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、急性冠症候群(狭心症、急性心筋梗塞)など緊急度・重症度の高いものまで様々な疾患に対応しています。
治療と検査、処置
2次救急病院として、ALS(2次救命処置)はもちろん、一般的な採血や創傷処置、放射線検査(レントゲン、CT、MRI)をはじめ、整形外科の脱臼整復や気胸などのトロッカー挿入、心臓カテーテル検査や脳血管治療まで幅広い検査や処置に対応します。
看護の特徴
救急外来は、24時間365日患者さんを受け入れています。
看護師は、急な病気や事故、災害などにより負傷した患者さんに対し医療処置やケアを行います。中には緊急度の高いものもあるため、患者さんの状態の素早く適切に判断するために、情報収集能力やアセスメント力が必要になってきます。
治療や検査、処置の介助はもちろん、痛みのケアを行ったり、体位を整えたり、トイレ介助などの生活行動援助も行います。また突発的な体調不良や外傷により受診される場合がほとんどであり、患者さんや家族の心のケアを行うことも大切な仕事です。
部署での教育体制・サポート
テクニカルラダーを導入しています。
チーム医療
医師、看護師だけでなく、放射線科、臨床検査科、臨床工学科、薬剤部、病診連携室、MSWなど院内の様々な部門はもちろん、救急搬送を受けるにあたり、救急救命士とも連携を取りながら、患者さんの対応にあたっています。
メッセージ
2次救急病院ではありますが、地域救急医療における中核病院として「2.5次救急」を担えるよう、断らない救急を目指しています。また、診療後も外来や地域医療機関への紹介などを行い「患者さんを迷子にさせない」対応を心がけています。
救急外来といえば救命処置や重症対応に意識がいきがちですが、それだけではなく本当に多くの疾患や症例に対応しています。学ばなければならないことも多く大変ではありますが、同時に学ぶ楽しさを感じられる部署でもあると思います。幅広い視野で予測的判断を持ち、個別的な看護を提供できるよう日々努力しています。