栄養士便り

63 緑の夏野菜





朝晩と涼しい日が続いておりますが、体調管理はいかがですか?
季節の変わり目には体調を崩しやすい為、日頃から自己管理をしっかりしましょう。

そこで、今回は「夏野菜パート2」として「緑の夏野菜」を紹介します。



緑の夏野菜

●オクラ・・・ ネバネバ成分が夏バテ防止には最適。オクラと納豆や豆腐、魚介類といった良質たんぱく質と組み合わせるとさらに効果的。また、カロテン、カルシウ、鉄といったものを含み、とても栄養価の優れた野菜。
●さやいんげん・・・ 緑黄色野菜の一種。一度に食べる量が多いため緑黄色野菜に分類されています。βカロテンほか、ビタミンB群、C、カルシウムを含みます。これらの栄養素は、新陳代謝を活性化し、疲労物質を蓄積しないよう役立ちます。とてもパワフルな野菜。
●レタス・・・ 95%が水分。栄養価としては、高いほうではありませんが、食物繊維を豊富に含むため、体内浄化にとても優れています。しかし、熱を加えることで栄養価の損失が大きいため、生食向きの野菜といえます。
●枝豆・・・ 「畑のエメラルド」といわれています。野菜の中では栄養素をバランスよく含んでいます。たんぱく質や脂質の含有量は、肉や魚に匹敵。 特に、鉄・食物繊維は野菜の中でもトップクラス。


また、以前ご紹介した「ゴーヤ」についてもご参照ください。
夏野菜も終わりの季節を迎えようとしているところですが、是非、暑い太陽の下でたくましく育った野菜を食べて、活力をつけてはいかがでしょうか。

野菜といっても、とても豊富で、どれを食卓にならべたらよいか迷ってしまいますね。
みなさんの普段の食事はどうなっていますか?
インスタント食品、コンビニ、惣菜など人それぞれ違います。
そこで、簡単に今までの食生活を振り返ってみましょう。
毎日、野菜は食べていますか?


野菜の役割

食事バランスは体の機能を効率よく働かせるためにはとっても大切なことです。

野菜はビタミンやミネラルの宝庫。
このビタミンやミネラルは体内で生成できないため、食事で摂取する必要があります。3大栄養素と違い、エネルギー源となることはゼロに等しいですが、体内を調整する潤滑油の役割を担っています。