栄養士便り

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近頃、空気の乾燥が目立ちますが、水分補給は毎日しっかりされていますか?
冬は特に乾燥しやすく、のどの渇きを感じにくくなるのでこまめな水分補給が大切です。
また、のどが渇くことで食欲が落ちてしまうことがあります。
それを助けてくれるのが水分を豊富に含む冬の野菜。
今回は『白菜』についてご紹介します。



どこからやってきたか知っていますか?

白菜の原産国は中国です。 ラー・パイ・ツァイ(白菜の甘酢漬け)、八宝菜、中華丼など中華料理に頻繁に白菜が使用されるのもこれで納得できますね。


白菜といえば普段どんな料理に使いますか?

今の時期であれば、鍋には欠かせない食材ですよね。
他には、漬物にもよく合いますね。様々な調理に活用できる冬の万能食材といえます。


どんな栄養が含まれているかご存知ですか?

主な栄養成分はビタミンC!なかでもビタミンCがもっとも多い部分は外側の大きな葉の葉先の部分です。柔らかな葉先の部分は生サラダに使用したり、芯の部分は炒め物や甘酢漬けに使用したりと用途に応じて使い分けることでおいしく食べることができます。
ビタミンC含有量はキャベツやカリフラワーに次いで多く、キャベツに似た栄養成分を多数もっていますが、甘みが少ないのが特徴。キャベツの甘みが苦手という方はロールキャベツの代わりにロール白菜にするのもいいですね。
そして、食物繊維もとっても豊富。便秘予防に効果的。しかし、食物繊維が多いにもかかわらず、よく煮込むことによりとても食べやすくなるので、胃腸の調子が気になる時にも、ゆっくりとよく噛んで食べれば安心な食材。
また、個人差はありますが、鍋物にすると、おおよそ1人あたり150~200g程度はすぐに食べてしまいます。
日頃、野菜を摂る機会の少ない人、野菜不足を感じている人にとっては、鍋物は野菜不足解消にぴったりです。

ぜひ、冬だからこそ美味しい食材を満喫してみてください。