栄養士便り

77 チーズ





11月に入り、寒さが一層厳しくなってきましたが、風邪対策はしっかりできていますか?
日頃からの体調管理が大切です。

11月11日は何の日がご存知ですか?
・・・チーズの日です!!!

そこで今回は「チーズ」についてご紹介します。



チーズは何から?

なにげなく日常的に食べているチーズですが、何からできているか知っていますか?

乳(牛乳)を凝乳酵素により固めることで作られます。
牛乳200mlからチーズ20gを作ることが出来ます。
ですから、牛乳が苦手な方でもスライスチーズ1枚食べることで、牛乳1杯弱に近い栄養素を摂取することが出来ます。しかし、脂肪を多く含むため、食べすぎは禁物。


チーズの栄養

ところで、チーズにはどんな栄養があるか知っていますか?

なにげなく日常的に食べているチーズですが、何からできているか知っていますか?
チーズは肉や魚に匹敵する蛋白源であり、肉や魚に比べ手軽に食べることが出来るいい栄養補給食品です。
大豆は、魚や肉に相当する栄養を含むため「畑の肉」、アボカドは脂肪分を豊富に含むため「森のバター」と呼ばれていますが、チーズは何と呼ばれているか知っていますか?
それは・・・
「白い肉」と呼ばれています。なぜかというと、チーズの主成分は20~30%が蛋白質と豊富に含まれているからです。
たんぱく質は筋肉や細胞、血液などをつくるとても重要な欠かすことの出来ない栄養素です。

また、たんぱく質と並び主成分のひとつとなっているのが脂肪です。チーズの25~30%を占めており、脂肪の中でも消化の良さから「脂肪の王様」と言われる乳脂肪を豊富に含んでいます。
他にもカルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウムなど、欠かせないミネラル成分をバランスよく含んでいます。

しかし、チーズにはビタミンCはが欠けています。
理想的な組み合わせ・・・
                野菜 + チーズ

トマトのオーブン焼きやサラダにチーズを散らしたりと野菜との相性はばっちり!

この食欲の秋にチーズを使った料理をぜひ試してみてください。