診療科

がん治療センター

診療科紹介

より小さいうちにがん病変を発見し、より少ない侵襲で治療するということを基本理念として行っています。

消化器がんの早期発見はいかに症状のない段階、また、画像診断の難しい状況にて診断することが重要です。検診と内視鏡を中心とする画像診断が早期診断の重要な役割を果たしてきました。内視鏡という画像診断はどうしても、主観診断となり、いかに客観診断に近づけるかが課題でした。近年NBI、AFIといった画像診断の客観化が進み、より小さな病変でがん病変を見つけることが容易になりました。こういった画像診断により、小さな状態で確実にがん病変の発見を行っています。こういった病変に対してできるだけ少ない治療侵襲にて治療を行っています。私の開発した内視鏡下粘膜切除術(EMR)を中心にEDSも応用して治療を行っています。既に山口大学にて1,000例、埼玉県立がんセンターにて3,000例、総数4,000例を超える早期胃がんの内視鏡治療を行ってきています。

小さながん病変から、進行して外科手術の対象とならないがん病疾患に対する抗がん剤治療、さらに末期がん症例に対する緩和治療も埼玉県立がんセンター時代より多数の症例に対して経験を活かし、がん診療、特に消化器がん疾患において、より小さな病変から進行したがんに至るまで、確実で無駄のない診療を目指しています。

治療について

■EMR(内視鏡的粘膜切除術)

早期がんの粘膜下層に生理食塩水を注入し、がんを浮き上がらせる

スネアという弱い高周波電流が流れる金属のワイヤーをかける

ワイヤーを締め付け通電し、焼き切る

粘膜を切除する


■ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)

病変の周りを削ぐように切除する治療も行なっています。

内視鏡に処置具を装着して早期がんのまわりに印を付ける

粘膜下層に生理食塩水などを注入して、患部を浮き上がらせる

印を囲むように処置具ナイフで患部の周囲の粘膜を切る

粘膜下層を処置具ナイフで切開と止血を同時に行いながら剥離する

剥離完了した患部は顕微鏡による組織検査(病理診断)を行う

ESDの手順

担当医

がん治療センター長 多田正弘(ただ まさひろ)

がん治療センター長  多田正弘(ただ まさひろ)

【資格】

日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器病学会評議員
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化管学会胃腸科専門医
日本内科学会認定内科医
日本内科学会指導医
緩和ケア研修修了
厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
難病指定医

【専門】

消化器病学
消化器内視鏡学
内視鏡診断
内視鏡治療

外来担当医

時間/曜日
午前受付
8:00 〜 12:50
(診察)9:00 ~
多田正弘 
多田正弘 
午後受付
12:35 〜 17:00
(診察)14:00 ~
多田正弘 
多田正弘