2019-07-22　ローテーション研修のまとめ

当院では、新人教育プログラムの中に「ローテーション研修」を組み込んでいます。
年間計画として4月に1ヶ月の集合研修で知識や技術を身に付け、5月より配属部署にてプリセプターの指導のもと勤務が始まります。そして7月にローテーション研修を実施します。

この研修を通して各部署の特殊性を理解し、自部署では体験できない看護を知ることができます。また、応用的な技術を見学・実践することで、その根拠について考えることができます。

配属部署での勤務にも慣れ、医療の現場がどのように回っているかを理解できたこの時期にローテーション研修をすることで、他部署との連携や自部署の役割が客観的に把握できます。

ローテーションの研修先は、一般病棟・緩和ケア病棟・集中治療室（ICU）・手術室・救急室・血液浄化センター・内視鏡センター・外来・がん治療センター・在宅支援室・放射線科と多岐にわたります。2週間ほどかけて上記の部署を回り、日々発見や学びがある充実した研修になったようです。





先日、ローテーション研修で得た学びを情報共有するために、「まとめの会」が開かれました。
部署ごとに集まり、この期間で学んだことを発表しました。
自部署の勤務だけでは分からないことや他部署ならではの看護技術、それぞれの部署での患者さまとの関わり方や病院内での役割の違いなどを改めて知ることができたと思います。

自部署に戻ってからもこの研修を活かし、チーム医療の一員として他部署を理解し協力して最善の医療・看護を提供できるように頑張ってもらいたいです！