前回お知らせした「救急の日イベント」を開催しました。
当日担当してくれた救急委員会の野口主任からの報告です。
9月9日(救急の日)に「ケガをしたとき、倒れている人を見つけたときに、自分たちで助けられる方法を学ぼう」をテーマに、小学校4.5.6年生と保護者の方を対象にイベントを開催しました。子どもたちに、医療には医師、看護師だけではなくいろんな職種が関わっていることを知ってもらうために、当日は理学療法士、臨床検査技師、臨床工学技士にも参加してもらいました。
いくつかのコーナーを設けて、参加者に順番に回ってもらいます。
心臓マッサージのコーナーでは、大人でも大変な胸骨圧迫を、小さな手で力いっぱい押しながら頑張ってくれました。救急車を呼ぶこと、AEDを準備すること、周りの仲間を集めて、みんなで助けることを目標に体験してもらいました。
包帯の巻き方を体験するコーナーでは、新聞紙や、定規、割りばし、傘など身近にあるものを使って固定する方法を体験してもらいました。お母さんの骨が折れたら、ぼくが包帯で巻いてあげるよ!と言ってくれるお子さんもおられました。
脈の取り方コーナーでは、実際に手首や首の脈に触れてもらい、大人と子どもの脈の早さの違いや、ドクンドクンという感覚を感じてもらいました。聴診器も使って、お父さん、お母さんの心臓の音を聞いてもらいました
アンケートの結果をご紹介します。
子どもたちからは・・
あっという間で楽しかった。お医者さんのお仕事や、色々なお仕事を知ることができて、将来やってみたいと思った。優しく教えてくれて嬉しかった、などの声がありました。
保護者の皆さんからは・・
応急処置はわかってはいるつもりでしたが、実際に機械に触れたり、実践することで、大変勉強になりました。親子で体験できたことで家でも一緒に復習することができます、などの言葉をいただきました。
私たちにとっても多くの学びがある、充実したイベントになりました。