桜の木の下で

この4月に当院は60人の新卒職員をお迎えしました。毎年のことながら、ご両親が大切に育ててきた彼らをお預かりする責任で、身が引き締まる思いです。3密を避けながら入職式、辞令交付式を行い、代表者にはエアハイタッチで歓迎しました。

毎年新人さんにお話しすることです。人間は、自らの成長を感じた時にもっとも強い喜びを感じるといいます。今はゼロの状態ということは、喜びを感じるチャンスが無限にある、とても幸せな状況です。どうしても「できないこと」に目がいってしまうと思いますが、「できるようになったこと」にフォーカスしながら、日々の成長を楽しんで欲しいと願います。

新人さんを育てることは、私たちにとっても大きな成長のチャンスです。ひとりひとりの成長を病院全体の成長に結び付けられるよう、院長として取り組んでいきたいと思います。

研修の合間に、病院裏の桜並木で記念撮影。今年は満開が早くほとんど葉桜になってしまいましたが、かろうじてこの一画だけ残ってくれていました。新人たちの前途を祝福するために、頑張ってくれたのかもしれませんね。

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