本日、70名の新入職員をお迎えしました。
この日のために、連日感染制御チーム(ICT)と人事担当者が、感染リスクを避けながら新人さんたちの心に残る会にしようと協議を重ねてきました。その結果、まず集合写真だけ撮影し、その後に2部に分けての辞令交付式、感染制御と医療安全に絞っての短時間のオリエンテーションを行います。
例年、2日間にわたってみっちりと講習を行い、最後には歓迎パーティで同期や先輩たちと親睦を深めていただくのですが、今年はもちろん中止。昨年好評だった、私が原木から切り出した生ハムを配る企画も今年はなしです。
集合写真は昨年同様に病院自慢の桜並木で撮影する予定でしたが、小雨のため断念。プランBを発動して、密閉、密集、密接を避けるため超スピードで並び、撮影の瞬間だけマスクを外しての撮影でした。
私の院長挨拶では、まず病院として感染対策と医療安全には以前から熱心に取り組んできたこと、新型コロナに対してもICTを中心に考えうる限りの対策を行っていることを説明し、そのことをご両親にも伝えて安心していただきたいと話しました。
制約だらけの入職式ですが、新人さんたちにとっても私たちにとっても、思い出深い会になると思います。そして来年の今頃、笑い話として振り返ることができることを祈りたいと思います。