最近急に春めいてきて、病院となりの桜並木ももうすぐ開花しそうです。春の訪れは気持ちも華やかにしてくれますね。私は毎年この時期になると、矢野顕子さんの「春先小紅」を聴きながら通勤しています。
一方で春は別れの季節でもあります。昨日は2年間の初期研修を終えた臨床研修医の修了式を行いました。2年前に辞令を渡した時には初々しく心細げだった彼らも、今はしっかりとして顔つきです。指導医のみならず、看護師、薬剤師、検査技師など多くの職種が関わって、手をかけて育てててきた証だと思います。
修了式には、当院の研修を終えて各地で活躍する先輩たちからの応援動画や、後輩たちからのメッセージ、臨床研修センターを支えてくれている女性事務員2名へのサプライズプレゼントなどもあり、笑いと涙で過ぎていきました。
4月からは、それぞれが選んだ道を歩き出します。これからはレジデントとして、これまで以上に厳しい研鑽が待っています。みんな立派な医師になって、社会に貢献する日が来るのを楽しみにしています。