現在の医療は、リハビリの力なくしては成り立ちません。特に高齢の患者さんは、病気になるだけで全身の機能が低下してしまいます。治療や手術と並行してリハビリを行うことで、病気になる前よりも生き生きとした生活が送れるようになることもあります。
このブログでも何度か取り上げてきましたが、当院ではリハビリのスタッフが大活躍してくれています。急性期のみの病院としては多い70名以上のスタッフを擁しており、多くの患者さんの診療に参加しています。
私は入院病棟をブラブラ散歩するのが日課ですが、リハビリのスタッフが高齢の患者さんと楽しそうにお話をしているのを見るのが一番の楽しみです。どうやって話を盛り上げるのか、脳外科病棟担当のK主任に聞いてみました。
「まずは相手の方に興味を持つことです」「皆さん長い人生でさまざまな経験をされているので、それを伺うことは自分の勉強になります」ちょっと嬉しくなる答えが返ってきました。
リハビリの活躍の対象は、患者さんだけではありません。毎週の朝礼で、定期的に職員向けの体操を教えてくれています。本日は「肩こり防止体操」を、5年目の若手スタッフが教えてくれました。私も電子カルテに向かう時間が長く、肩こりに悩んでいますが、彼のおかげで肩が軽くなりました!