当院緩和ケア病棟で勤務している先輩看護師へのインタービューをご紹介します。
『職場の雰囲気はどう？』『ホントに緩和ケア未経験でも大丈夫なの？』などなど、情報盛りだくさんですよ！

緩和ケアに異動したいと思ったきっかけは？

新卒入職後、一般病棟で働く中で、患者さん１人１人の治療方針や今後の目標を、患者さんと一緒になって考えらえることがやりがいでした。
ただ、コロナ禍に伴う面会制限により、ご家族との関わりがあまり持てなかった事が自分の中で課題として残っていたんです。
緩和ケア病棟では、患者さんだけでなく『家族ケア』も非常に大切だと知り、緩和ケア病棟で働いて患者さん・ご家族両方へのケアを深く学びたいと考えたのが異動のきっかけです！

緩和ケア看護のやりがいを感じるのはどんなとき？

とあるがん患者さんで、最初はご自身の病気を受け入れられなかった方を担当した際に、日々の業務の中でしっかり患者さんとの時間を取って関わりを続けていく中で、少しずつご自身の病気と向き合い、『残された人生をこうやって生きていきたいんだ』と前向きにお話頂けたときは嬉しかったです。

病棟はどんな雰囲気ですか？

職員全員で助け合いながら働いていますよ！
分からない事について指導してくれる医師もいたり、みんな優しくて楽しい職場です♪

これから緩和ケアに挑戦してみたい看護師さんへメッセージをお願いします。

私も整形外科病棟から異動してきたばかりの頃は、右も左も分からず毎日不安でした。でも先輩達に業務を教わっていく中で、緩和ケアの奥の深さを知り、今ではこの病棟から抜け出せません♪
難しい領域ではありますが、その分、ここでしか学べない事も多いと思います。是非、一歩踏み出しましょう！

転職活動の際、当院を選んだ理由はなんですか？

面接を受ける前に病棟の見学会へ参加したのですが、緩和ケアの認定看護師がいて教育体制がしっかり整備されていることや、病棟内の職員さんたちが笑顔でコミュニケーションを取りながら働いている姿を見て『この病棟で働きたい！』と決断しました。

実際に入職してみてどうですか？

私の決断は間違ってなかったです！
多くの職員の口癖は『患者さんにとって、もっと良い病棟にするには何をしたらいいか？』なんです！
毎週１回行うチームカンファレンスでも医師や多職種を交えて、患者さん１人１人のケア方針をしっかり共有するので、職員みんなが１つの方向を向いて患者さんと向き合う雰囲気がこの病棟の強みですね♪

緩和ケア看護のやりがいはどんなところですか？

患者さんとご家族の“橋渡し役”になれることです。
コロナ禍で患者さんとご家族のコミュニケーションが取りにくい時こそ、私たちが患者さんにもご家族にもしっかりと関わって、患者さんの最期を少しでも良いものに出来る様頑張っています！
自分の関わり方一つで、患者さんの最期が良いものにも悪いものにもなり得る緩和ケア看護は責任重大ですが、その分やりがいがあります！

緩和ケア未経験の看護師さんでも大丈夫？

私は大丈夫だと思います！
一般病棟での臨床経験も緩和ケア病棟での日々の業務に通ずるところはありますので、２〜３年程度病棟で臨床経験を積んでいれば十分に経験を活かして働けると思います。緩和ケアの経験は無いけど挑戦してみたい、という気持ちを大切にして、是非当院で一緒に働きましょう！