栄養士便り

24 食中毒





春から夏にかけて過ごしやすい季節となりましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?気温が上がると食べ物で気をつけなければならないのは・・・そう、『食中毒』です。


食中毒とは

食中毒の発生者数は毎年2万5千~3万人にも上ります。旅館やホテル、集団施設で多く起こるように感じるかもしれませんが、患者総数の3~4割の人が家庭の食事が原因で発生しているといわれています。

食中毒は基本的に1年中起こっていますが、特に暑い夏場に多く起こります(※以前お話した『ノロウイルス』のように冬場に多く起こるものもあります)。しかし、6月は暑くなりかけの季節のため、まだまだ食中毒予防の意識が薄く、その為一番暑い8月よりも発生数が多く、注意が必要な月といえます。


食中毒の予防

では、どうしたら食中毒を予防できるのでしょう?
ポイントは『菌を付けない 増やさない 殺菌』です。



以上のような点に注意すれば食中毒になる確率は低くなります。

・目で見て色が悪い
・臭いを嗅いで変な臭いがする
・触ってみて糸を引く
など違和感を感じたら『食べない』を心掛けましょう。

ジメジメする梅雨の時季、予防対策で食中毒を起こさないようにしましょう。